夏が終わって、涼しくなってくるとソックスを編みたくなります。
いろんな色の毛糸を見ると手がうずうずして、つい新しい糸を買ってしまいます。
けれど毎年、シーズンが終わるころには編みかけのままです。
通勤の途中や、ちょっとした待ち時間に編むので、なかなか進みません。
それでも編み物は気分転換みたいなもので、ゆっくりでもいいかと思いながら、毎回編んでいます。
この前、久しぶりに編みかけのソックスを引っ張り出してみたのですが、なんだか長さとか色々な所が気になって、全部ほどいてしまいました。
そして、気分を変えたくて別の糸を出してきて、また編み始めます。
……これがいけないんです。
だからいつも完成しないってわかっているのに、またやってしまうんですよね。
でも、また気が向いたら、どこかの秋に続きを編めばいい。そう思うようにしています。
ほどいた糸も、また手に取る日がくるはず。完成しなくても、その時の自分がちゃんと残っている気がします。
[ 企画スタッフ おおやま ]

